模擬裁判を行いました
2010.02.25更新
この度、岩上法律事務所では星野合同事務所との合同CSR活動の一環として、小学校での模擬裁判を実施いたしました。
ご協力いただいたのは、職業紹介の際にお邪魔した常盤小学校6年生のみなさんです。当日の模擬裁判は『強盗致傷被告事件』です。
今回は担任の先生のお母さんが強盗に会い、お金を奪われ、けがをした、という設定のもと、証人の主張や弁護士・検察官の出す証拠などから、最終的に生徒のみなさんに裁判員として被告人を有罪か無罪か判断してもらうというものです。
【シナリオ確認中】 左から白井弁護士 岩上弁護士 星野司法書士
事前にそれぞれの事務所の所員から、弁護人役、検察官役、裁判長役、被告人役、証人役を決め、当日は生徒も交えて実際の裁判さながらに白熱したやりとりが交されました。
生徒たちも直前までメモをとり、被告人が有罪か無罪か真剣に考えていました。
最終的に、『判決言い渡し』まで15分間の時間を与え、生徒のみなさんに有罪、無罪を判断してもらいました。
所員の熱演もあってか、有罪、無罪どちらにも票が入り、またその理由も、小学生とは思えないほどしっかりした意見で、裁判員制度が始まり、司法への関心が高まっている様子がうかがえました。
証人に問います。「これで人物が特定できますか?」いきなりの変装(変装しているのは峯司法書士)に、生徒からは笑い声も。
模擬裁判は初めての試みでしたので、不安半分、期待半分でしたが、予想以上の手ごたえを感じることができました。生徒のみなさんにも裁判員制度というものを肌で感じていただけたのではないかと思います。
一万円札にホチキスの穴が開いていたことを示す岩上弁護士
有罪か無罪か・・・難しい問題ですが自分の意志で考えてもらいました。